春の薬剤師国家試験(データ比較)の結果が出回っています。4月5日に厚生労働省から発表されたものです。大学別の合格率についても調査されています。
高校生や一般社会では理解されにくいかも知れませんが、(旧国立大学薬学部など)薬剤師国家試験を重視していない大学もあります。そして国公立と私立薬科では異なる事情も多少あると推察されるので、国公立と私立を別にして比較してあります。
国公立薬学部の合格率ベスト3広島大学(合格率、85.14%)
岡山大学(合格率、82.35%)
静岡県立大学(合格率、78.44%)
ワースト3京都大学(合格率、56.00%)
東北大学(合格率、57.50%)
九州大学(合格率、60.77%)
私立薬科の合格率ベスト5九州保健福祉大学(合格率、97.50%)
近畿大学(合格率、90.29%)
共立薬科大学(合格率、89.43%)
摂南大学大学(合格率、88.57%)
明治薬科大学(合格率、88.34%)
ワースト5第一薬科大学(合格率、34.69%)
帝京大学大学(合格率、70.94%)
就実大学(合格率、71.88%)
東京理科大学(合格率、73.71%)
東京薬科大学(合格率、73.79%)
これらのデータは、総数で見ています。すなわち新卒時に国家試験に不合格の者が、翌年度以降に再受験するので(既卒者)それらを含めて出身大学別に集計されたものです。しかし、既卒者の場合は、出身大学から離れていたり働きながら個人的に勉強して国家試験(再受験)に臨むこともあり、どうしても合格率は新卒者よりも悪くなります。
全大学合計の平均合格率で見ても、新卒者のみ(85.6%)、既卒者のみ(49.05%)、総計では(75.58%)という数値になります。
そこで、それぞれの薬学部の(国家試験に関する)実績を見る上では、新卒者の合格率で見るべきだという意見もあります。下が新卒者の合格率(ベスト&ワースト)です。
新卒者のみを集計した合格率国公立薬学部の新卒者合格率ベスト3広島大学(合格率、88.52%)
千葉大学(合格率、88.16%)
岡山大学(合格率、88.10%)
ワースト3東北大学(合格率、63.22%)
京都大学(合格率、67.06%)
東京大学(合格率、74.16%)
私立薬科の新卒者合格率ベスト5九州保健福祉大学(合格率、97.50%)
日本大学(合格率、97.27%)
近畿大学(合格率、95.83%)
共立薬科大学(合格率、94.97%)
名城大学(合格率、94.39%)
ワースト5第一薬科大学(合格率、51.83%)
就実大学(合格率、71.88%)
昭和薬科大学(合格率、79.74%)
北陸大学(合格率、80.13%)
東京薬科大学(合格率、80.57%)
国公立では相変わらず、薬剤師国家試験を重視していない薬学部もある一方、合格率が90%弱で、私立薬科に比肩するところも出てきています。それなりに国家試験対策が充実してきているのでしょうか?
私立薬科では、必ずしも偏差値が高い大学が良く偏差値の低い薬学部の合格率が悪いわけでもありません。ワーストに入っている薬学部でもほとんどが80%台を維持しており、薬剤師教育(国家試験合格者の育成)に力を入れていることがわかります。でも、格別に合格率がさえない薬学部もありますが!(;´_`;)
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posted by yakuyaku at 17:43|
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